地震とアスペルガー

大人になって診断が確定したAS当事者の復興の記録

おしゃれなレシピのまとめサイトではなく、きちんと豚の角煮を作ってみたよ(しかも3キロ)。

仕事が始まって身体がついていかないASDです。

 

お正月になると毎年頼まれるのが豚の角煮です。

プロではありませんが、家族からの命で毎年作るようになりました。

昨年末も頼まれたのですが、肉を見てびっくりしました。

4キロ弱あり、家庭用のまな板には、半分も乗りません。

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こんなに肉があるなら前もって早く言ってくれるか、ブロックに切り分けてて欲しかったのですが、後の祭りです。

とりあえずスーパーで見かけるレベルに切り分けました。

でも手が脂でべとべとなので写真は取り忘れています。

要は肉の断面を見て、この段階では繊維と平行に切っていくわけです。

実際に四角くしていくときには肉の線維と垂直になるように切りますよ。

 

それで切ったのがこれ。

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ステンレスのバットが家にあるからまだ良かったけど、乗りませんでした。

 

というわけで3キロを豚の角煮に。残りを豚のオーブン焼きにすることにしました。

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毎年同じレシピではつまんないので、今年は下処理で小麦粉を表面に付けて焼いて肉汁を閉じ込めるという戦法をとってみました。

肉がでかすぎて皿が小さく見えてしまいます。

 

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フライパンで表面を焼いて肉汁を閉じ込めます。

豚の脂が出てくるまでは焦げちゃうので、少しだけオリーブオイル入れて焼き始めました。

 

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焼き上がったものを圧力鍋に投入します。

なんだかこのまま食べても美味しそうです。

 

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肉の臭み消しに長ネギと生姜を入れます。

長ネギが1本と生姜がひとかけら入ってます。

水は1リットルぐらい。肉がひたひたにかぶるぐらいです。

まずはこれで煮込みます。

一煮立ちしたらあくをすくい取ります。

 

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それから落としぶたをしてぐつぐつ煮込みます。

まだ圧力はかけません。

この落としぶたはかなりかわいいです。

蒸気が鼻の穴からブモーっと出るのは見ていて心がなごみます。

 

30分ぐらい煮てからネギと生姜を取り出し、肉を見てみたら少し小麦粉を付けたのがおいしくなさそうだったので、結局肉を1個1個キッチンペーパーで拭いてきれいにしました。

 

そして気を取り直して圧力鍋で味を付けて再度煮込みます。

味つけは濃い口醤油、日本酒、みりんの代わりの赤酒です。割合は1:1:1で、このときは各200CCずつでした。

 

圧力鍋を火にかけて、蒸気が吹き始めたら15分ぐらい煮込んで火を消して、後は余熱で煮込みます。

 

そしたら写真のようなとろとろの豚の角煮が完成です。

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本当はこってりとした味つけにしたいのですが、なかなか求めている味にはなりません。でも脂もおいしくなってて、白髪ネギとよく合います。

 

余った豚肉で作った豚肉のグリル焼きもかなりおいしかったです。

こっちは子どもに好評でした。

味つけは焼き肉のたれとすり下ろしたリンゴとはちみつを肉と一緒にジップロックに入れて漬け込みました。

豚肉の下にはジャガイモやタマネギをしいて焼いただけですが、かなりおいしかったです。

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角煮もグリル焼きもレシピサイトでは味わえない思いつきで味つけする豪快な料理になりました。

 

どうぞお試し下さいって角煮を3キロもしないか。

グロムのブレーキをあえてブレンボを使わずに強化してみた。

寒くて速度域の高いバイクに乗れないASDです。

 

グロムが我が家に来てまず感じたのはブレーキの貧弱さです。

全く止まりません。

タイヤはピレリディアブロ・スクーター

納車時にタイヤはビーラバーからピレリディアブロ・スクーターに変えていたのですが、ブレーキパッドのあたりが付いても全く効くません

 

それでブレンボのキャリパー装着を考えたのですが、納車してくれたバイク屋さんがマスター側も適合したものに変えないとブレーキレバー握ってもふにゃ~ってなって効かないだろうと助言してくれたので、他の方法を検討したわけです。

※でもグロムが市場に出回るに連れ、いろんなカスタムが増えてノーマルマスターにブレンボキャリパーで問題ないという方をネットでお見かけしました。ちなみに私がいつも参考にさせていただいているのはtsugataku屋さんのサイトです。

 

ブレーキパッドの交換

そこで第一にやったことはブレーキパッドの交換です。

グロムが発売されてすぐだったので、専用品はありませんでしたが、CBRのものが流用出来たので、ネットでよく見かける赤パッドなどではなくRKのファインアロイ55にしてみました。(※実はCBR用と全く一緒でしたので、グロムが発売されてすぐはCBR150用で探しました。)


RK ブレーキパッド ファインアロイ55 グロム用

それで少しはましになるかと思ったのですが、リヤブレーキを踏んでもやっぱりディスクにパッドが食いつく感じがしなくて、リヤブレーキのみで停止するというのは無理でした。

せめて減速がある程度できれば挙動を安定させることができるのですが、このままでは思っているブレーキングができないと悩みました。

 

ブレーキホースをステンメッシュホースへ交換

それで次に考えたのはノーマルのブレーキホースをステンメッシュのホースに変えることでした。

そこでグッドリッジのステンメッシュのブレーキホースに前後換装しました。


グッドリッジ  ビルドアライン  グロム用

※写真は汎用品のです。

ついでにフルード交換するので、リヤブレーキのタッチを自分好みに調整しました。

ステンメッシュは見た目もクールだし、ゴムホースみたいに膨張しないので、ブレーキタッチがカチッとしたものになるかなあと予想していたのですが、幾ばくかは改善されました。

でもBMW純正のブレンボのようなガツンとした制動力とは程遠かったです。

それでもノーマルに比べるとリアブレーキで体制を安定させることができるようになりました。一応踏み込めばリヤもロックできるようになりました。

今度はタイヤのグリップを高めるか空気圧を下げてみるとより効くのかもしれませんが、そこまではまだ試してません。

リアブレーキのタッチ(踏みしろ)を変えたらブレーキランプのスイッチも調整しましょう。私はリヤが点灯しないぐらい遊びがなかったので、点検の時にバイク屋さんで指摘されて初めて気が付きました。 

 

ローターを社外品ウェーブディスクに交換

そして次に考えたのはローターの交換です。

デザイン性も考えてブレーキングかガルファのウェーブディスクにしようと思い、ブレーキングのディスクローターに変えちゃいました。

 

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足回りがすごくレーシーな感じになってきました。

ローターの赤いロゴマークもワンポイントでいかしてます。

でも残念なことに純正ローターとの違いを私はあまり感じることができませんでした。

おそらくノーマルのキャリパーだとブレーキパッドが接する部分がロータの設置面積の4/5ぐらいだからかもしれません。


ブレーキング ウェーブディスク グロム用

純正ローターでも接地面が少なかったので、効きが悪いなあと感じていたのだと思います。ちなみに純正ローターはサンスター製みたいなので、ローターそのものの質は悪くないのかもしれません。そんなこと言うと純正キャリパーもニッシン製か・・・。

 

パッド変えて、ステンメッシュホースにして、ローター変えてもイマイチなので、今年はやはりキャリパーに手を出そうと考えています。

 でも普通に握りこめばフロントは十分効きます。あとはブレーキタッチのフィーリングの好みかと思います。

あ、うちはU-KANAYAのショートタイプのブレーキレバーに交換しているので、そっちの影響もあるでしょうね。。。

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やっぱりブレンボしかないかも

ブレンボ買ったほうが結果的には安く済むかもしれませんね(汗。

以上、新年早々カスタム欲に憑かれているASDでした。

国試対策に速読の本を読み比べてみたらとても対照的だった。

試験まであと1ヶ月を切ったASDです。

 

文章を大量に読まないといけない時期なので、速読の本を図書館で2冊借りて試しに読んでみたらえらい正反対の事が書いてありました。

 

今日読んだのは速読コンサルタントの呉真由美氏が書いた「ポイント図解速読の基本が面白いほど身につく本(中経出版)」と医学博士・齋藤英治氏の「世界一たのしい超!速読勉強法(三笠書房)」の二冊です。

もう速読をする前から読むのが速い私ですが、元々早い分、共感出来るところがポイントとしてずばり分かります。

 

両方の書籍にいいところが書いてあったのですが、先に読んだ呉氏の本では、瞑想や呼吸法は必要ないこと、左脳や右脳を区別して鍛えようと思わないこと、写真のように本のページを見るということは必要ないことなどが強調されていたのが印象的でした。

しかも呉氏の場合、目の筋トレというかエクササイズとして眼筋&毛様体筋のトレーニングを推奨していました。

これは実際にやってみて思ったのですが、視力回復に役立つんじゃなかろうかと思います。

ピント調節を早くできるようになるのは速読に限らず、やる価値があると感じました。

それと速読の方法がシンプルで、音読・黙読・視読という段階があること、最初はゆっくりでもいいから自分のペースで速度を上げていけば良いこと、指でおったりせずに目を動かすことなど、既に実践していることが数多く書いてあったので共感しました。

 

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ポイント図解 速読の基本が面白いほど身につく本(呉 真由美 著・中経出版)

 

 

一方、斉藤氏の場合、その正反対で、まずは本の表紙と裏表紙、帯や著者プロフィール、前書きや後書きからこの本で言いたいことは何かを先に捉えてから、目次で概要をつかみ、その後本文に入っていくというテクニック的なところから始まっていました。

そして写真を見るように記憶するなどといった言葉で書くと簡単だけど、実践が難しいメゾットが数多くありました。

斉藤氏の場合は速読の活用方法として、概要をつかむ読み方という印象を受けました。

例えば、キーワード法と名付けられた本文中のひらがなは無視して漢字やカタカナで書かれている単語にだけ注目するやり方や、スキミングやスキャニングと名付けられた自分に必要な箇所だけ要は拾い読みするというやり方を推奨していました。

その為、小説などを読むのには向かないとご自身でも断言されていました。

 

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世界一たのしい超!速読勉強法(斉藤 英治 著 ・三笠書房)

ただ斉藤氏の本で良いなと思ったのは、CDが付属していて、本文を読むスピードを2倍速や3倍速といった速度で耳からの音声情報としてインプットしながら文字を目で追っていくという練習方法が紹介されており、このやり方ですと速読になれていない方がどれぐらいのペースで目を動かしたら良いのかが耳から分かるというノウハウには納得させられました。ただこの本のメゾットは限定的な感じは否めません。資格試験にと書いてあったので読んでみたんですが、早く読んだ分余る時間を勉強に充てよと書いてあり、それはなんだかナーという読了感でした。

 

逆にそれらの技法を否定している呉氏の方法であれば、どんな種類の本にも対応出来るし、何度も読むことで理解が深まるという論理には納得です。

結局どの方法にせよ、頭をフル回転させることで眠っている脳の働きを活性化させるという意味では、自分に合った方法を習慣化して続けていくのが大事なのかなと思います。

呉氏の本に書いてあった3日坊主でもまた再開し、それも又3日坊主でも、それを習慣化していけば長い目で見れば続いていることになるという考えもいいなと思いました。

 

ただ速読がスポーツや病気の後遺症改善に役立つというのは個人差があるので、あまり大きな声で主張しなくてもいいのかなと感じました。

 

それでも1日で2冊の速読の本を読み比べると、感覚をあけて読むよりも違いが明確に分かるので、やはり忘却曲線は論理的に正しいと感じた夜でした。