寒くて速度域の高いバイクに乗れないASDです。
グロムが我が家に来てまず感じたのはブレーキの貧弱さです。
全く止まりません。
タイヤはピレリのディアブロ・スクーター
納車時にタイヤはビーラバーからピレリのディアブロ・スクーターに変えていたのですが、ブレーキパッドのあたりが付いても全く効くません。
それでブレンボのキャリパー装着を考えたのですが、納車してくれたバイク屋さんがマスター側も適合したものに変えないとブレーキレバー握ってもふにゃ~ってなって効かないだろうと助言してくれたので、他の方法を検討したわけです。
※でもグロムが市場に出回るに連れ、いろんなカスタムが増えてノーマルマスターにブレンボキャリパーで問題ないという方をネットでお見かけしました。ちなみに私がいつも参考にさせていただいているのはtsugataku屋さんのサイトです。
ブレーキパッドの交換
そこで第一にやったことはブレーキパッドの交換です。
グロムが発売されてすぐだったので、専用品はありませんでしたが、CBRのものが流用出来たので、ネットでよく見かける赤パッドなどではなくRKのファインアロイ55にしてみました。(※実はCBR用と全く一緒でしたので、グロムが発売されてすぐはCBR150用で探しました。)
それで少しはましになるかと思ったのですが、リヤブレーキを踏んでもやっぱりディスクにパッドが食いつく感じがしなくて、リヤブレーキのみで停止するというのは無理でした。
せめて減速がある程度できれば挙動を安定させることができるのですが、このままでは思っているブレーキングができないと悩みました。
ブレーキホースをステンメッシュホースへ交換
それで次に考えたのはノーマルのブレーキホースをステンメッシュのホースに変えることでした。
そこでグッドリッジのステンメッシュのブレーキホースに前後換装しました。
※写真は汎用品のです。
ついでにフルード交換するので、リヤブレーキのタッチを自分好みに調整しました。
ステンメッシュは見た目もクールだし、ゴムホースみたいに膨張しないので、ブレーキタッチがカチッとしたものになるかなあと予想していたのですが、幾ばくかは改善されました。
でもBMW純正のブレンボのようなガツンとした制動力とは程遠かったです。
それでもノーマルに比べるとリアブレーキで体制を安定させることができるようになりました。一応踏み込めばリヤもロックできるようになりました。
今度はタイヤのグリップを高めるか空気圧を下げてみるとより効くのかもしれませんが、そこまではまだ試してません。
リアブレーキのタッチ(踏みしろ)を変えたらブレーキランプのスイッチも調整しましょう。私はリヤが点灯しないぐらい遊びがなかったので、点検の時にバイク屋さんで指摘されて初めて気が付きました。
ローターを社外品ウェーブディスクに交換
そして次に考えたのはローターの交換です。
デザイン性も考えてブレーキングかガルファのウェーブディスクにしようと思い、ブレーキングのディスクローターに変えちゃいました。
足回りがすごくレーシーな感じになってきました。
ローターの赤いロゴマークもワンポイントでいかしてます。
でも残念なことに純正ローターとの違いを私はあまり感じることができませんでした。
おそらくノーマルのキャリパーだとブレーキパッドが接する部分がロータの設置面積の4/5ぐらいだからかもしれません。
純正ローターでも接地面が少なかったので、効きが悪いなあと感じていたのだと思います。ちなみに純正ローターはサンスター製みたいなので、ローターそのものの質は悪くないのかもしれません。そんなこと言うと純正キャリパーもニッシン製か・・・。
パッド変えて、ステンメッシュホースにして、ローター変えてもイマイチなので、今年はやはりキャリパーに手を出そうと考えています。
でも普通に握りこめばフロントは十分効きます。あとはブレーキタッチのフィーリングの好みかと思います。
あ、うちはU-KANAYAのショートタイプのブレーキレバーに交換しているので、そっちの影響もあるでしょうね。。。
やっぱりブレンボしかないかも
ブレンボ買ったほうが結果的には安く済むかもしれませんね(汗。
以上、新年早々カスタム欲に憑かれているASDでした。