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地震とアスペルガー

大人になって診断が確定したAS当事者の復興の記録

抗うつ剤のイフェクサーを断薬したら悲惨だった。

クリスマスも近いのに調子が悪くなってしまったASDです。

3日前の朝から思い立ったようにSNRI抗うつ剤であるイフェクサーを飲むのを止めてみました。

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やめたいと思ったきっかけは、最近怒りっぽいからです。

車で走っていて前を走る車が吸い殻のポイ捨てをすると、後ろに張り付いてクラクション鳴らしたり、渋滞で前が5メートル空いただけでプレッシャーをかけてくる運転手と睨み合ったり、だいたい相手は自分より年上のおっさんが多いのですが、いつでも車から降りて勝負できるようにアドレナリン全開です。

 

多分このまま行くと過剰防衛で捕まるか、逆に相手にこてんぱんにやられて病院送りかというデンジャラスな毎日になってしまったので、我が子も小さいことですし、ちょっと落ち着こうと思って、テンションを上げてくれる抗うつ剤をやめたいなあと思ったのが本音です。

 

一日目は意外と楽勝でした。

二日目の朝から仕事に行くのに少し、しんどい感じがしました。

職場でも少しだげ元気がなく、朝が寒かったせいかなあと思いながら、薬から違う方向へ意識を持っていって仕事を終えて帰ってきました。

でも帰ってくる頃にはヘトヘトでした。

他の要素もあったかもしれませんが、今は薬を減らしたい一心で飲まずに耐えました。

それでも三日目になるともうダメです。

イフェクサーSRには徐放性という特性があって、薬の血中濃度をある程度一定に保ちながら穏やかに作用するという機能を持っています。それが薬の名前の後ろについているSRの意味です。

急に効果が出るものではなく、一日を通して体の中に成分が残るので、作用は穏やかです。

私は前の職場でパワハラに遭ってうつになり、イフェクサーを処方されて増量しながらこれまで乗り切ってきたのですが、今は1日150mgを服用しています。

段階的に増やしながら様子を確認した結果、この服用量になったのですが、イフェクサーには作用に個人差があってもっとたくさん飲んでいる人もいらっしゃいます。

 

しかし普段150mgを何ヶ月も飲んでいた人がいきなり0にするのは無理がありました。

せめて150を100、100を50みたいに徐々に減らせばよかったのですが、今回も失敗しました。

急激な断薬による離脱症状が出たのです。もう動けません。

やっとのことで出勤しようとしたけど、会社に行けずに病院に行ってしまいました。

帰りも運転できないので、代行で帰ろうかと思いましたが、なんとか休み休み帰ってきて布団に潜りました。

 

どんな抗精神薬にも副作用があります。

イフェクサーもSNRIの一つですが、オーバードーズしても致死性が少なくなっているというだけで、子どもや妊産婦には使用を禁止されています。

そしてウィキペディアによれば10代の子どもや若者に摂取させると、飲まない人たちに比べて自殺率が上がったり、攻撃性が高まったりするらしいのです。

そもそも抗うつ剤なので落ち込んでいる気分を改善したり、堕ちているのを薬で無理やりアゲアゲにしていくわけですから、それは性格というよりも薬の作用で脳の神経伝達物質の作用で元気になっているだけですので、衝動的になったり、攻撃的になったりするのも無理はありません。

 

私が最近イラっとして行動に移そうとしてしまう衝動性はイフェクサーがもたらしてたんですね。

こんな話をすると、元カノとかは、性格変わったんちゃう?っていいますけど、昔から怒った時は激しいけど、恋人にキレることがなかっただけなんですよね。

家族だとやっぱりキレます。

それが嫌で、家族平穏に暮らせればというのもあったのですが、こんなに調子が崩れると逆に迷惑をかけてしまうので、先ほど病院に行って相談して、いきなり断薬ではなく減薬しようということになり、家に帰って75mgを1カプセル飲みました。

これで明日は仕事できればいいなあ。

 

みなさんもいきなり薬を止めるのではなく、段階踏んでやめたほうがいいですよー。

 

ちなみに昔ベンゾ系の抗不安薬を飲んでいたのですが、これを止める時も離脱症状が出ました。そわそわ落ち着きがなくなり、視界がおかしくなるのです。多分感覚過敏が強調されてしまうんでしょうね。

これを止めるのもかなり苦労しましたけど、別の病気で入院している時に頑張って止めることができました。

 

でもね、無理してやめなくていいと思います。

渡しの場合は傷害につながりそうだったので、気持ちが高ぶるのを抑えるという意味でやめようとしているのですが、喧嘩っ早くならなかったらそのまま飲んでいたと思います。

薬をやめて日常生活に支障が出るのは本末転倒ですもんね。

薬とは上手に付き合っていけたらいいですね。

そして最近は多剤処方は厚労省がレセプトチェックして、あなたにはこの薬は使えませんとドクター経由で警告してくるので、単剤処方に変わっていってます。

古い薬の良さももちろんあると思いますが、大量に薬を処方されている方は一度セカンドオピニオンで他の医師に相談するのもいいですよ。

だって薬で鎮静させられて、普段楽しいことができなくなるのも、つまんないですもんね。

そりゃ私だって、毎日を無為に過ごすためにあえて鎮静効果の高い薬を欲しがっていた時期もありますが、楽しみを見つけられた今は、なるべく動けるように薬は減らしたいと思うようになりました。

街に出るのが億劫だったら家で本を読むことから始めてみませんか?

すこしずつ元気になれたらいいですね。

 

多剤処方などの間違った医療行為については、この本が参考になりました。