地震とアスペルガー

大人になって診断が確定したAS当事者の復興の記録

Adobe Creative CloudからCS6に逆戻りの時のトラブル回避

私はAdobeのクリエイティブクラウドを学生教職員プランで使ってました。

 

そしたら地震で被災して収入が途絶えた時にアドビに電話したら、3ヶ月は無料期間にしますから1年は続けて下さいと言われ、先月文の支払を終えて解約しました。

 

Windows10でもCS6が動くので、すべてアンインストールして環境設定ファイルも削除したのですが、CS6を新規インストールして使おうとすると、毎回試用版と同じ「あとXX日使えます」のダイアローグが出てきてとても迷惑でした。

 

そこでAdobeのサポートサイトをざっと眺めて「AdobeLimitedAccessRepairTool」というやつを使ってみたのですが、やはり効果はありませんでした。

Creative Cloud デスクトップアプリケーションにおける制限付きアクセスエラー

 

そこで今日は時間があったので、Adobeのサポートサイトのチャットで相談しました。

このサポートチャットは夜8時まで受け付けているのが頼もしい限りです。

デザインの仕事をしていると5時で仕事が終わることはなく、退社して誰もいないときに頼りになります。といっても今はデザイン業では無いのですが・・・。

 

そこで聞いた解決法はすごく簡単。

「一度でもCreative Cloudに紐付けされたAdobe IDはCS6を正しく認識しないので、新たにAdobe IDを作ってください」

 

 

とのことでした。

 

何か同じユーザーなのに所有する製品によってアカウントを複数持たなければならないのが気分的に悪いですが、これでストレス無くCS6を使えるようになりました。

 

AdobeIDについてはAdobe ID アカウントの管理をご覧下さい。

 

 


困ってる方は一度お試し下さい。

ロードバイク選びのツボ・クロモリ編

最近、知人から自転車の相談を受けたのでここに記録しておきます。

 

マウンテンバイクではなく、ロードバイクに乗ってみたい。

でも長距離を走ることは少ない。おそらく無いかも。でももしかしたら40キロぐらいなら走って行くかも。

デザインや色で選びたい。

長く付き合えるやつが欲しい。

予算は10万ぐらいだけど、ものが良ければもっと出してもいい。

レースには絶対出ない。

 

 

そういう相談を受けて、その人の体型とか住んでいる地域の路面状況を考えて、シクロクロスをおすすめしました。

で海外通販サイトや国内の通販サイト、友人のやっている実店舗などを見て回って、海外通販ならラレーのシクロクロス。実店舗ならMASIだと思いました。

ここで選んだポイントはクロモリフレームであること。

安物のアルミフレームで起きるクラック(実際一本ヘッドチューブが突然割れました)が個人的に嫌いなので、クロモリにしました。

クロモリなら将来錆びても、パーツを全部ばらして再塗装とかできちゃうのもいいですし。

 

アルミフレームは脚力の無い初心者にはやっぱり固いと思います。

私は自転車店で働いている頃はトレックキャノンデールが買収される前の各メーカーが工夫を凝らしてフレームを作ってた頃のバイクに乗っていたので、アルミの堅さは今乗っているクロモリに比べるとよくわかります。

ですので、初心者に優しいジオメトリーのMASIをオーダーしました。

posted with カエレバ

本当はディスクブレーキではなくカンチ式にしたかったのですが、クライアントの好みがディスクの方がかっこいいと言うことでディスク式となりました。

 

現実問題としては落車した自転車は凶器になりえるので、一部のレースではローカルルールや自主規制などでロードのディスクは出場禁止という大会もあります(2016年11月時点)。

もちろんフロントのチェーンリングもかなり痛いし、ハンドルやブレーキレバーも刺さると痛いですが、ディスクの切傷は相当ひどいらしいです。

というわけで私は未だに昔ながらのキャリパー式を使っています。

というわけでレースに出ない人はディスクでもいいけど、ロードレースに出るかもという初心者の方は是非出場したいレースの規定を確認して下さいね!

 

あとクロモリロードって最近少なくなってきていますが、パナソニックのPOSシステムも捨てがたいです。

もちろんロゴがダサいというのはありますが、有名ブランドネームだけど実はメリダが作っている某メーカーと違ってMade in Japanの物作りで、セミオーダーメードのフレームが買えちゃうんですから、初心者こそおすすめかも。

それで自分の基準というものができれば、次にアルミに行くのかカーボンにするのかとか方向性を定めることができると思います。

 

ちなみに私が中学生の頃、初めて乗ったフレームはクロモリのズノウでした。

発達障害と熊本地震その1

今日のニュースで災害時の発達障害者の生き辛さが取り上げられていましたが、知的障害の方なども大変な思いをなさっておいでと思います。

 

どうしても唐揚げかアイスなどのコンビニ商品を食べたい息子さんを連れたお父さんを見かけました。
息子さんは地震の影響で商品が買えないことが理解できないようで、大きな声を上げてお父さんの静止を振り切ろうとしていました。
避難所では大声を出すからとか、列に順番に並んで待てないという発達障害ならではの行動のせいで、配給物資をもらうことができない方々が多々いらっしゃったようです。
身体の欠損など見た目で分かる方への配慮はありますが、内部や精神・知的・発達障害者への理解は充分ではなく、福祉避難所の数もスタッフも少なく、認知度事態が低いので、うまく機能していないようです。

子どもたちも避難所では泣いたり、大声を上げたりするので、結構迷惑がられます。
最初のうちはみんな心の余裕がまだあるので、お互いを思いやることもできるのですが、避難が長期化するにつれて、誰もが疲れてきて余裕がなくなってきます。私もつい大声で怒ってしまったりしてしまいました。
もともと穏やかそうな人が列に並ばずに横から割り込んできたりして、トラブルになりました。
私もたまたま焼きたてパンの列に並んでいたら、甘い砂糖がかかったパンが並んだ途端、高齢のおじさんが列の横から手を出して最後の一個を握りしめました。
災害の初期段階は救援物資が充分に届かず、各家庭に保存食の備蓄があればいいのですが、甘いものなどが不足しがちです。
スナック菓子などは家にあることが多いですが、普段食べない方はチョコレートの買い置きはないのではないでしょうか?
精神科医と怒りを鎮める方法について話したら、「ストレスを感じた時は、甘いチョコレートを一欠片食べるといいですよ」と言われ、私は家に常備しています。
チョコを口の中で溶かして、気持ちを甘みとカカオの香りに集中させることで、幾分か怒りが和らぐのは本当です。あとはストレスの原因から遠ざかるのも大事だと思います。

今回の地震では多くの家屋が全壊・半壊し、最低限度の生活を余儀なくされている方々が多数いらっしゃいます。電気の利用も限られた状況で、携帯ゲーム機やスマホのゲームも争奪戦になり、兄弟など子ども同士で小競り合いをしている場面を見かけます。
こういう時は家に眠っているボードゲームなどを持ち寄るのもいいかもしれませんね。
雨の日には場所を取らないカードゲーム等。
でも子どもにとっての一番はスキンシップだと思います。
大好きな人とハグしたり、手を繋いでお散歩したり、一緒に歌を歌ったり、電気のない夜には星を眺めるのもいいかもしれません。
車も汽車も通らなくなった静かな阿蘇で、耳を澄ませば季節の鳥の歌声が聞こえてきたり、カエルの鳴き声に田植えの時期の訪れを感じたり。
きっとキャンプに行かなくても、自然を感じることができるでしょう。
自然の怖さを思い知らされましたが、自然の良さもたくさん見つけることができます。
感覚過敏の私にとって、緊急車両のサイレンの音やヘリのローター音には辟易しますが、少しでも気持ちをポジティブに持って行かなくては、薬を飲んでいても折れそうになるので、いいこと探しをしています。家族とも否定したり怒ったりするのではなく、少しでもアゲアゲで行こうと約束をしました。相手のどんな些細な事でもほめようという作戦です。
おかげで少なくともギスギスしていた雰囲気は多少和らいだと思います。

そして支援をする側としては発達障害者が安心して暮らせるよう、パーソナルスペースが確保できる避難所を設置する必要があるでしょう。最低でも紙管と紙を使った間仕切りやダンボールのパーティションは女性や乳幼児にも有効ですね。

発達障害をお持ちのお子さんの家庭では災害時にどうするかをよく考える機会かもしれません。
そして発達障害者のご家族の方々は、障害への正しい理解や普及啓発をこれまで以上にがんばらないといけない時期ではないでしょうか。