地震とアスペルガー

大人になって診断が確定したAS当事者の復興の記録

偏頭痛にはデパゲンR

今日は一日頭が痛かった。

 

風邪っていうわけではないけれど、頭ががんがんするんです。

 

いわゆる偏頭痛というやつなんでしょうか、アスペルガーの人以外にも同じ症状で苦しんでいる方は大勢いらっしゃると思います。

 

私の場合は質の良い睡眠がとれていないとだめみたいです。

 

最近はデパゲンRを合計300mg就寝前に飲んでいます。

 

これはてんかんの薬でもあり、偏頭痛にも効くとされています。

あとイライラ怒りっぽくなるのを和らげる効果もあるみたいです。

 

飲み始めて2ヶ月以上経過しますが、頭痛に悩まされる頻度は減って気がします。

イライラは外的要因によるものが多いので分からないです。

 

今日はおとなしく家事をこなしていましたが、余りにもつらいので、昼と夜にロブって薬を飲みました。

 

あと寝る前にPCやスマホの画面を見ないようにしています。

少しでも楽に過ごせたらいいなって思って、小さな工夫を積み重ねています。

さてプロチチの2巻が届いたので、読んでから寝るとしましょう。

光に対する感覚過敏ついて

私はまぶしいものや発光しているものが苦手でした。

 

知らず知らずのうちに自己防衛して今日まで過ごしてきました。

 

まだ情報が少なかった1980年代。

サングラスをかけると、周りの景色が見やすくなったのは衝撃的でした。

でも中学生で、いつもサングラスをするわけにもいかず、子どものお小遣いで買えるものはしれているので、恩恵にあずかることはありませんでした。

 

1990年代。

大学生になって、少し余裕が出てきてから、オークレーのMフレームというサングラスをしていました。今でこそスポーツ選手がかけてメジャーなサングラスですが、当時のオークレーは工作精度が甘く、壊れやすかった印象があります。

 

その頃からいろんなサングラスを試しているのですが、オークレー、レイバン、眼鏡研究社、ルディプロジェクト、ブリコなどいろんなメーカーのやつを使ってきました。

 

今気に入ってるのはブリコのインナーレンズ(度付)の装着できるタイプです。オレンジ色っぽいカラーのレンズは周りの景色のコントラストをあげてくれるので、運転が楽になりました。

何しろ、太陽に向かって走る時や、他車のライトのまぶしさ、メッキパーツの金属的な光りがつらいです。

あとはサングラス自体が軽いって言うのも重要ですね。

 

サングラスとは関係ないですが、学生時代に1人暮らしをはじめたとき、オーディオやAV機器(ビデオデッキなど)の液晶画面や電源ランプの光が、夜の睡眠を妨げていました。そこで黒いテープを何枚か重ねて貼ることで対応していました。

 

あと窓から入ってくる月の明かりなども苦手で、写真用の暗幕をカーテン代わりにしていました。

 

当時は精神的な病気という診断もなく、神経質なんだなあと自分では思っていましたが、感覚過敏の症状だったんですね。

思い返せば、パートナーと一緒に眠ると、余り気にならなかった記憶があります。

一人だとどうしても神経が過敏になってしまうようです。

 

光に関する感覚過敏は当人ではないと分かりづらいものなので、お金の許す範囲で工夫していくしかないと思います。

最近知ったコミック「プロチチ」に泣かされた。

38歳にASの診断を受けてからもうすぐ1年が過ぎようとしています。

 

地方の田舎に住む私にとっては、情報の入手先というものが限られていて、大人でアスペルガー症候群の特性に困っている、さらに育児中であるという、限定条件に当てはまるような本には出会えませんでした。

 

それが何の縁かは分かりませんが、京都からふらっと来た友達に「プロチチ」と言う漫画を薦められたのです。

近くの本屋で手に入らず、楽天の少ないポイントを利用して1巻ゲットしました。

 

読んでみるとあるある、わかるわ~といった感じのシチュエーションがちらほら出てきます。

 

さらに主人公のイケメン主夫に感情移入してしまいホロッと涙することもしばし。

 

嫌な記憶がフラッシュバックする。人の輪に入っていくのが苦手。

自分のせいで飼っていたペットを殺してしまったことと赤ちゃんの世話を結びつけて考えてしまう、マイナス思考の鈍化、悪い思考の連鎖など、ひどくなると自分はこの世の中で必要でないのではないかという絶望感。

 

でもおまえには守るべきものがあるじゃないか?おまえの子どもはおまえを必要としている。守れ・育てよ!

 

こんな本に飢えていたのかもしれません。

 

今日は病院へ持って行って主治医に勧めてみました。

 

もっと多くの方が苦労しておられると思いますが、こんな主夫の仕事をできた上で、自分の時間も保てるよになりたいと思ったらなにをすればいいのか?答えの一つが2巻にありそうな気がして発売が待ち遠しいです。

 

ただ気になるのは子どもを育てているから偉いとか、結婚しているから偉いとかってないと思うんですよね。みんなそれぞれに大切な人や愛する家族や友人がいて、ただ僕の場合は主夫なので、立場の近い人が少なくてこうやって悩みもがいてるわけですが。。。

 

最近入門書的な本を購入したんですが、いろんな本の情報を羅列しただけだったり、自分の言葉でしゃべっていない作家?が多すぎる気がします。

 

読んでいて信頼できないというか、じゃあ作者のあなたはどう思うのって答えがないので、消化不良を起こします。

 

だからこのブログは今まで歩んできた人生の中で身につけたアスペルガー的な行動や特性への対応策を書いていこうと思います。