地震とアスペルガー

大人になって診断が確定したAS当事者の復興の記録

小規模水力発電始めます。 #03羽根をホイールに取り付け

梅雨明けしたっぽいASDの地域です。

 

先日切った塩ビ板に穴を開けてL字金具にも穴を開けて、ホイールに取り付けしました。

※ 下の写真はほぼ完成した状態です(何カ所かボルト止めされていません)。

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L字金具は色んな材質とサイズがあり、ホームセンターで探すときには「金折(かなおれ)」という名前で探します。

ユニクロ・・・いわゆる鉄で、一番安いです。

アルミ・・・鉄よりも柔らかいので、同じ強度を出すためには鉄よりも厚くなります。

ステンレス・・・耐食性もあり固いのですが、値段が高く、加工が他の材質よりも大変です。

 

今回は試作するだけなので、同じ場所で長期間使用するわけではないという観点からユニクロの金折(中サイズ)1個18円のものを選択しました。

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大きなホームセンターではバラ売りしていますが、中小規模のところだと4個セットで売ってたりしますので、近くにない場合は後に使用するボルトやナットと一緒に通販するのもありかもしれません。

同じ日に金折を止めるボルト、ワッシャー、スプリングワッシャー、ナットを購入します。それぞれ1個からバラ売りしているお店もあるのですが、袋単位で買ったほうが安いので、袋入りがあればそっちを選んだほうがいいです。50個や100個単位になっています。

ボルトはM5の15ミリと20ミリを各100本買ってみました。

ワッシャー類も同じく合計で100個になるように購入です。

金折に羽根を取り付けるのに2セット、金折をホイールに取り付けるのに2セットいるので、16枚の羽ですと、16x4=64個ずつ必要です。今回は面倒くさいので100個で揃えました。

 

私が住んでいる地域では震災以降住宅の修理が続いているせいか、この金折(中)だけが在庫切れになることが多いです。今回も注文して入荷待ちでしした。

 

家での作業はまず金折に穴を開ける位置を決めます。

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上図のように元からあった穴(白丸部分)も利用して新しい穴(図の黒丸部分)を開けます。

 

リムに金折をあてがってみて、26インチのMTBリムにはこの金折(中)でぴったりなんですが、リムの幅が狭いとサイズが合わなかったり、ママチャリのようなリムだと金折(大)でいけるかもしれないので、最初に確認してから買ったほうがいいです。

あと位置を決めるときにも一個テストで穴を開けて取り付けてみながら最適解を見つけるほうが後で後悔しません。

羽根の取り付け位置も実際にリムの深さがモノによって異なるので、私は羽根の取り付け穴を開けてみたらあとちょっと足りなかったので再度開けるという残念な結果になってしまいました。

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さらに今回失敗したのが、穴を開ける段階で実際に取り付けながら進めればよかったのですが、こんな感じでいいやろと思って穴を開け続けていたら、何ヶ所か微妙に合わなくて片側を止めてから再度ドリルで穴あけという二度手間が多発しました。

 

気を取り直して、羽根を金折に取り付けます。

16個しかないのですが、ネジの数は4倍なので結構だるいです。

このボルトは10mmレンチで締めることができますが、数が多いので工具にこだわったほうが作業性が上がります。

予算がなければホームセンターの板ラチェット、お金があればメーカー品で以下のようなラチェット式を買うと仕事が速いです。

 

羽根に取付が完了したら、次はそれをホイールに取り付けます。

まずホイールに開けた穴と金折の穴を1カ所止めてみます。

もう一つの穴にボルトを問題なく通せたら、そのまま取付して終わりですが、少しでもずれてたら電動ドリルで修正してあげる作業が追加になりました。

 

暑くて意識が遠くなる中、なんとか作業完了しました。

 

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※上の写真は昼間取り忘れたのでよるに撮影した羽根部分のアップです。

 

早速テストで、水車として回るかを井戸水でやってみました。

 

回るだけならOKです!

 

今日はホイールに羽根をつけるところで終了です。 

次は水車として機能するための土台の制作段階に移ります。

それから発電したエネルギーをどう使うかという話になってくるのですが、バッテリーに充電するのは整流回路など電子工作の知識が必要になってくるので、まずは自転車用ライトで確認し、その後6Vか昇圧しての12Vのバッテリーへ充電しての活用方法を考えたいと思います。