梅雨明けが待ち遠しいASDです。
雨の日って太陽光発電もできないし、再生可能エネルギーって困るよねって声がどこからか聞こえてきそうですが、雨樋からあふれるように落ちていく雨水を見て、やっぱり小規模水力発電よねと心に決めました。
何を思ったのか勢いで水車の制作を始めちゃいました。
太陽光発電の自作システムは熊本地震の時に大活躍したのですが、今回は持ち運べるハブダイナモを利用した水車の製作を始めました。
材料として用意したのは古い友人でもあり師匠のやっているバイシクルショップで1,000円で譲ってもらったクイックレリーズタイプのハブダイナモと26インチのMTB用リムにそれに付いてたスポークです。
ハブダイナモには種類があるのですが、ホイールのスポーク数の他にもママチャリ用のナットで止めるタイプかスポーツ用のクイックレリーズ式かに分かれます。
またスポークの数が多いモノで36穴か32穴に分かれます。
そして電源を接続する端子が3種類ぐらいあり、私が譲ってもらったのはE型と呼ばれる特殊な形状のカプラーでした。
もうかなりくたびれているホイールですが、モノタロウなどで完組のハブダイナモのホイールを買うと6,000円はするので、コンセプト的にも廃品利用がいいですね。
イメージとしては誰もが見て自転車のホイールだと分かるように原型を崩さない形で考えました。
まずはスポークを止めているアルミニップル(和訳すると乳首)を外して、リムだけの状態に分解。
それから卓上ボール盤で水車の羽根を取りつける穴を開けました。
5mmのボルトが使えるように鉄鋼ドリルで開けています。
そんでもって1回ばらしたので組み直しです。
アルミニップルは強度的に不安があるので、普通の星スポークなどのニップルに交換しました。
数年ぶりにホイールを手組みするので、感覚を忘れていましたが、バイトで何本も組んでいるので、32穴のこのホイールは間を4本取りにすれば組めるのを身体が思い出してからはすんなり組めました。
ちなみに下の写真は間違えて組んでてなかなかうまくいかなかったときのやつです。
初日はホイールの組み直しで終わりです。
身体が覚えてるというかテンションゲージとか使ったことがないので、振れ取り台とセンターゲージだけで組んでいます。
途中で組み方を思い出すのに時間がかかったので、写真の色味で分かるように夕方になってしまいました。