地震とアスペルガー

大人になって診断が確定したAS当事者の復興の記録

ビギナー向け自転車フレーム素材についての思い出

最近調べ物をしているとクロスバイクロードバイクの記事にヒットしますが、大して自転車に乗ってない人がまとめとか作ってるので、少しでもましな情報をと思いこれを書いてます。

 

昔に比べたら、自転車メーカーはあちこちで倒産・企業買収などが発生し、台湾なくしてはもうスポーツバイクは製造できないレベルになってきています。

 

そんな中で自分に合う自転車を探すときにどこに注目するか?

 

競技をやらない人はみんな色とか見た目で選ぶんだろうけど、フレームの特性を気にして欲しいですね。

 

クロモリ

クロモリは鉄にクロムモリブデンが添加されたクロームモリブテン鋼の略称です。ちなみに安いルック車に使われているのはハイテン鋼と呼ばれるものです。

クロモリはカーボン素材などに比べたら安価ですが、素材を強く薄くしてあるおかげで、フレームにしなりが発生します。

だから鉄パイプの塊のように見えるけれども、乗っていると微妙な振動などを吸収してくれるので(設計にもよるけど)疲れにくいメリットがあります。


国産で採寸して作ってくれるパナソニックのフレームはいいんですが、いかんせん人気がなくて、今はロードしかPOSシステムの販売ないですよね。

最近だと個人輸入が簡単にできるので、WiggleなどでChargeやKonaなど海外ブランドのを購入するのもありだと思います。

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出典元:Wiggle日本 Charge Cooker0(2017model)
タンゲのクロモリフレームです!
ちなみに丹下は日本のメーカーだったんですが、買収されちゃいました。



アルミニウム
そして素人受けするキャノンデールなどのMTBで見かけるアルミはこれまた素材の作り方にもよるけど、溶かしたアルミを型に流し込むタイプと溶接するタイプがあります。

 

それぞれのメリット・デメリットは別の機会に書くけど、アルミは軽いフレームを安価に作れます。
ただし製造プロセスの品質によってはドッペル○○で発生したように乗車中にフレームにクラックが入り、事故につながることもあります。

このクラックは防ぎようがないけれど、金属疲労やヘッドパーツの無理な組み付けなどいろんな要因があります。

 

一番いいのはマウンテンルック車のように見た目だけのMTBロードバイクもどきを買わないことですね。

キャノンデールがまだアメリカで企画製造されていた頃にM2000というリジットフレームに乗って、XCレースに参加していました。
もちろんフロントサスがまだ後付けだった頃なので、フロントはみんなRoxShockかマニトウのサスに換装してることが多かったという90年代の話だけど、当時のキャノンデールのアルミフレームは堅くて、疲れてくるとペダルが踏めなくなったのが記憶にあります。

昔のトレックは商品名に6000とか7000とか入ってて、それがアルミの材質の種類と同じ番号だったので、フレーム選びの参考になりました。ちなみに6000番の方が柔らかかったかな?

なんせキャノンデールのアルミは堅かったので、微妙な路面からの衝撃が身体に返ってくるから、レースの序盤はいいけど、中盤過ぎるとヘロヘロになることが多かったかな。


アルミは比較的予算がなくても買えるグレードのバイクがあるので、フレームの素性を上位機種と比べて同じであれば、最初は安いのを買って後からパーツをグレードアップしていくのもおもしろいですよ。



出典元:楽天市場ライドオン:GT SENSOR EXPERT AL(アルミフレーム)


カーボン
そして最近だとカーボンなんだけど、カーボンって結構堅いです。

加工の必要があってヤスリで削ってみましたが硬くてなかなか加工できませんでした。


さすがにダウンヒルで岩に激突とかしたら壊れやすいだろうけど、普通に使っている分には簡単に穴を開けたりはできません。


しかもカーボンフレームも作り方がいろいろあって、品質が悪かったりハズレをひくと、クラック入ることもあります。


ただしカーボンフレームはやはり軽いし、適度なしなりもあるので、疲労度が変わるから、お金に余裕があったら乗ってみるといいと思います。

国産だったらアンカー。海外だったら今ならワールドカップでの入賞率の高いスペシャライズドのS-worksなんてどうでしょうか?
ヨーロッパだとBMCが作ってるMTBフレームもありますね。



出典元:サイクルパラダイス楽天市場店 スペシャライズド S-works

 

チタンフレーム
非常に堅い材質なので、薄く作ることができます。ロードバイクだったらまたまたパナソニックにチタンのフルオーダーフレームがあるんですが、こっちも社名のせいか人気がないです。

クロモリと同じように薄く作ることができれば、しなりを持ったフレームが作れるので、一昔前のチタンフレームのように堅すぎて疲れるというのはなくなってきています。

 

また金属疲労もアルミに比べたらないので、長い目で見たらコスパ高いです。とはいえ絶対壊れないというものではないので、圧入などの組み付けは気をつけて下さい。

お金に余裕があればだけど、ライトスピードなんていかがですか?

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写真出典元:タキザワサイクル(群馬県) LITESPEED ah:wi(アーウィ)



こうやって書いてると自分も欲しくなってしまいます。やばいやばい。

すごい中途半端な投稿になってしまいましたが、少しずつ書き足していきたいと思いますので、どうぞよろしくお願いいたします。