朝起きてみると外は久しぶりの雪景色でした。
家に数年前に買ったThinkpadのT530があるのですが、外出先で使うのはChromebookだったりするので、ほとんど使われることなくゼロハリのケースに入れっぱなしでした。
それじゃあかわいそうだと言うことで、SSDに換装することも考えたのですが、512GBのSSDだと大きなデータを保存するときにすぐに足りなくなります。
そこでT530に付いていたキャッシュ用の16GBしかないm.SATAを外して512GBのm.SATAのSSDを放り込んで、OSを突っ込んだら動いたので、今は快適に使用しています。この記事はその時の記録です。
安定と信頼のSanDisk製のmSATAを選びました。
準備した工具はプラスの精密ドライバー、マスキングテープ、ネジを紛失しないためのマグネット付きのお皿、あると便利なプラスチック製のへら(正式名称はリムーバー)。
まずはバッテリーを外します。
背面のメモリスロット周りにキーボードを外すためのネジの印があるので、探してください。
テープ貼っているのは緩めたネジを外してしまわずに、穴にある状態でテープで蓋をして紛失防止にしています。
これだと場所を間違えないので、ネジのサイズが微妙に違っても、取り違え防止になります。
裏面のネジ外しが終わったら、キーボードの手前をリムーバーで浮かせて本体から外します。
やっとマザボとご対面です。
キーボード外す作業は、なんだかパワーブックG3のPRAM電池交換を思い出します。
写真真ん中のCEマークがひっくり返っているのがmSATAです。
キャッシュとして付いている16GBなんて小容量は、外した後の使い道が思いつきません。
キーボードの配線を切ってしまわないように手前に移動しつつ、mSATAの交換です。
差し込み方は普通のDDRのメモリとおんなじなので、難しくはありません。
配線をテープで留めてあるので、テープは再利用しました。
ネジはいい工具でしめた方が頭をなめないので、精神衛生上楽です。
私はアストロプロダクツのなので、あまり良いものではありませんが、100均よりはるかにましです。
無事おさまりました。
あとは全部のネジを元に戻して、動作確認して完了です。
気を付けなければならないのはOSを新規インストールするのに、どうしてもmSATAと既存のHDDを両方付けた状態ではインストール出来ませんでした。
いろんな方法を考えたのですが、無理でした。
先人達のお知恵も拝借しようと思ったのですが、どうやらBIOSで跳ねられるようです。両方付けてるとmSATAはプライマリの記憶装置とは認識してくれないのかな?
仕方がないので、OSをインストールするときはHDDを本体から外してやったら、ちゃんとインストール出来ました。
起動がもっさりしていたT530でしたが、デスクトップのSSD程ではないにせよ、SSHDよりも早く起動して、普段の動作もかなりきびきびと動くようになったので、また第一線に復帰しました。
でも今はうちの相方のメインマシンとなっております。
小さい子どもがいるとそれなりの値段のノートPCよりもChromebookの方が安心して使えます。
それにしてもE530とT530ってキーボードのクオリティが全然違いますね。
少しでも快適にT530を使うのなら、mSATAおすすめです!
私の最近のお気に入りの精密ドライバーはこのPB製です。
差し替え式でプラスとマイナスになる優れもの。
しかもスイス製!
リムーバーのおすすめはKTC(京都ツール)です。
少しお高いですが、長く使える優れもの。
自動車用なので、丈夫ですよ。