地震とアスペルガー

大人になって診断が確定したAS当事者の復興の記録

ロードバイク選びのツボ・クロモリ編

最近、知人から自転車の相談を受けたのでここに記録しておきます。

 

マウンテンバイクではなく、ロードバイクに乗ってみたい。

でも長距離を走ることは少ない。おそらく無いかも。でももしかしたら40キロぐらいなら走って行くかも。

デザインや色で選びたい。

長く付き合えるやつが欲しい。

予算は10万ぐらいだけど、ものが良ければもっと出してもいい。

レースには絶対出ない。

 

 

そういう相談を受けて、その人の体型とか住んでいる地域の路面状況を考えて、シクロクロスをおすすめしました。

で海外通販サイトや国内の通販サイト、友人のやっている実店舗などを見て回って、海外通販ならラレーのシクロクロス。実店舗ならMASIだと思いました。

ここで選んだポイントはクロモリフレームであること。

安物のアルミフレームで起きるクラック(実際一本ヘッドチューブが突然割れました)が個人的に嫌いなので、クロモリにしました。

クロモリなら将来錆びても、パーツを全部ばらして再塗装とかできちゃうのもいいですし。

 

アルミフレームは脚力の無い初心者にはやっぱり固いと思います。

私は自転車店で働いている頃はトレックキャノンデールが買収される前の各メーカーが工夫を凝らしてフレームを作ってた頃のバイクに乗っていたので、アルミの堅さは今乗っているクロモリに比べるとよくわかります。

ですので、初心者に優しいジオメトリーのMASIをオーダーしました。

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本当はディスクブレーキではなくカンチ式にしたかったのですが、クライアントの好みがディスクの方がかっこいいと言うことでディスク式となりました。

 

現実問題としては落車した自転車は凶器になりえるので、一部のレースではローカルルールや自主規制などでロードのディスクは出場禁止という大会もあります(2016年11月時点)。

もちろんフロントのチェーンリングもかなり痛いし、ハンドルやブレーキレバーも刺さると痛いですが、ディスクの切傷は相当ひどいらしいです。

というわけで私は未だに昔ながらのキャリパー式を使っています。

というわけでレースに出ない人はディスクでもいいけど、ロードレースに出るかもという初心者の方は是非出場したいレースの規定を確認して下さいね!

 

あとクロモリロードって最近少なくなってきていますが、パナソニックのPOSシステムも捨てがたいです。

もちろんロゴがダサいというのはありますが、有名ブランドネームだけど実はメリダが作っている某メーカーと違ってMade in Japanの物作りで、セミオーダーメードのフレームが買えちゃうんですから、初心者こそおすすめかも。

それで自分の基準というものができれば、次にアルミに行くのかカーボンにするのかとか方向性を定めることができると思います。

 

ちなみに私が中学生の頃、初めて乗ったフレームはクロモリのズノウでした。