地震とアスペルガー

大人になって診断が確定したAS当事者の復興の記録

アスペのスポーツ音痴(水泳編)

昔から人と変わってる点は、自分の身体の使い方がうまくないということでした。

 

鉛筆を普通の人のように持てず、お箸の持ち方もちょっとおかしかったり。

鉛筆は矯正半ばで挫折。お箸はなんとか普通に持てています。

 

極めつけはボールをオーバースロー(男投げ)で投げられないこと。

そして水泳のバタ足が上手にできないこと。

スポーツがだんだん嫌いになるのも仕方ありませんでした。。。

 

当然団体競技はだめなんですが、個人競技ならいいかなと空手を習いはじめました。

空手は瞬発力系のスポーツなので、性に合っていました。

仲間と一緒にやる演武とかは苦手でしたが、年上のお兄ちゃんに組手で相手をしてもらうのは楽しかったです。

 

球技の方は男投げができないから飛距離も伸びず、どのポジションもできないのでベンチウォーマーでした。悲しいかな自分がいるせいでこの試合に負けたのではないかという自責の念に、もう小学生の頃から囚われていました。

 

水泳ができないのはかなり屈辱的、何度練習を重ねても息継ぎがだめ。

昔合った臨海学校で海で泳いだその夜に、突然目が見えなくなるという症状に襲われてしまいました。第三者から見ると目は開いているらしいんですが、身体が水泳を拒否しているらしく、私の脳みそには何も光が入ってこない真っ暗な状態しか情報が届かないんです。こんな体験は初めてでしたが、防衛本能が引き起こしているんだろうと思えてきます。