地震とアスペルガー

大人になって診断が確定したAS当事者の復興の記録

日曜の保育園児との過ごし方 #タミヤのワイルドミニ四駆作り

今日は3連休中日で保育園がお休みの我が家。

 

おっさん一人で6歳と3歳の2人の子どもたちと過ごしているのですが、毎週日曜日に何をして過ごすのかが課題で、手持ちのネタがよく尽きてしまいます。

 

今日は何をして遊ぼうかなと思い、トミカ・ハイパーレスキュードライブヘッドの録画したものを見たあとに、おもむろに取り出したのはタミヤのワイルドミニ四駆です。

 

以前くまモンのミニ四駆で失敗(速度が早すぎて室内で走らせ、壁に激突して5秒で廃車)しているので、今回は速度の遅い4WDシリーズを開封しました。

 

次男は最近の寝る前の絵本の読み聞かせで定番となっている「おはよう、はたらくくるまたち」に出てくるオフロードダンプトラックです。


ワイルドミニ四駆 No.13 マンモスダンプ
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まずは次男のを組み立てます。

必要なのはランナーから切り出すニッパーとデカールを貼るピンセットぐらいですが、ニッパーがなければ爪切りでもいいと思います。私が子どもの頃は駄菓子屋で売ってるプラモ作りは爪切りでした。どんだけ貧乏やねんというツッコミはしないでください。

 

ボディを組んで、モーターとギヤ周りを組んで、さくっと簡単に完成です。

 

次はワクワクして自分の番を待っている長男とトレーラーを引くタイプのトラック形状のミニ四駆づくりです。


ワイルドミニ四駆 No.8 ブルヘッドJr.
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長男は6歳なんですが、初ニッパーです。

ニッパーはアストロの安もんですが、子どもと一緒にやるならタミヤとかを選んだほうが若干使いやすいのでいいかと思います。


精密ニッパー 【アストロプロダクツ】
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切り方を説明して、ニッパーを使い恐る恐る部品をランナーから切り取ります。

それから説明書通りにボディ左側を親がやって、右側を子どもがやるというスタイルで進めます。

 

左右対称の形状なので、デカールの張り方が少し子どもによっては難しいですが、試行錯誤するのも日曜らしい時間の過ごし方なので、子どものペースに合わせます。

 

親が根気強く見守ってあげれば、工具の使い方もだんだん覚えると思います。

今日はホイールを切り取るときに、ニッパーの刃をどの位置で動かしていいか分からなくなり、肝心な本体部分を切断しかけましたが、なんとかセーフでした。

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それからは子どもが難しいと思ったら「難しいからやって」とヘルプサインを出してねと約束しました。

こういう遊びの中で誰かに助けを求める練習をしておくのは子どもが発達障がいでなくても大事かもしれません。

 

部品を切り取り、接着剤を使わないスナップイン方式なのでサクサク組み上がります。

 

部品点数も多くありませんし、日曜に遊ぶにはもってこいの模型ではないでしょうか?

ちなみにオフロードダンプは荷台を手で上下させることができるので、子どもが飽きたら砂遊び用に下ろそうかと思います。

 

このミニ四駆づくりで子どもが学べるのは変形ロボとは違って、電池からのエネルギーでモーターが回って、その力を歯車のギアを介してタイヤを動かして進むことができる。

自分で歯車をセットして、最後に手で回して「あ!全部回ったよ」と驚いていました。ミニカーとはまた違った電池で走るおもちゃの中身がこんな感じだということを知ってもらう機会ができただけでも今日はよかったかな?

 

最後はボディに外装部分を載せて完成!

 

電池も入っているのでさっそく兄弟+親父で室内オフロード走行大会になりました。

室内のアンパンマンの滑り台も登ってしまうすごい登攀力に子どもたちもびっくりしていて、家の中にオフロードコースを作って遊ぶのも楽しそうです。

マリオメーカーもすてきですが、ピタゴラ装置のように複雑なコースを絵本や積み木で作ってそこを走らせるのもかなり楽しいみたいです。

 

さて、明日は何をして過ごしますかねぇ。

小規模水力発電はじめます。 #02 水車の羽根を作るよ。

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写真はカッティングボード、Pカッター、定規、切り出した塩ビ板です。

梅雨明け間近で気持ちが少しだけ上向いたASDです。

 

小規模水力発電の水車を作ろうとしており、水車の羽根の材料を検討したのですが、室内で誰でもできそうなことをまずはやっておこうと思いました。

そこで羽根の材料を検討したのですが、一番安いのは塩ビ管をパイプソーで切断することです。

※下の写真ののこぎり状のパイプソーは堅い塩ビ管がサクサク切れちゃいます。

 はじめて使ったときはカッターで作業していたのが一瞬で終わるので感動モノでした。


ゼット パイプソー 240
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今回は見た目を涼しげにしたいと思い、厚さ2ミリの塩ビ板を購入しました。

塩ビパイプだとグレーなんですが、塩ビ板は真っ白です。

 

2ミリ厚のもので2000円ちょっとしました。

持って帰るとき、板の両方に傷防止の紙が貼られていて滑るので車に積むまで大変でした。

ゴムの滑り止めが付いている手袋持参すればよかったです。

 

さて、持って帰った塩ビ板ですが、普通のカッターではうまく切れません。

そこで活用するのがP-カッターと呼ばれるプラ板カッターです。


オルファ(OLFA) PカッターL型 205B
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歯の形が特殊で、力をこめると歯がしなるようになっています。

ただはじめて使う人は力の加減が難しいので練習した方がケガしないでしょうね。

 

定規もアクリル定規だと一緒に切っちゃうので、アルミのカッティング定規がいいかもしれませんね。

 

羽根のサイズは今回は80ミリ×60ミリのサイズにしました。

26インチのホイールですともう少し大きくしても良さそうでしたが、水車全体の重量が重くなるので、このサイズで行くことに決めました。

 

今回使うホイールは32個の穴が開いているタイプなので、バランスよく配置するには32の半分の16枚が収まりが良さそうでした。

 

横幅900ミリの板だったので、80ミリ間隔で印をつけ、まずは900×60(ミリ)の板を切り出します。

 

カッターの刃が同じ所を通るように何度も切り込みを入れていきます。

最初が大変ですが、うまくいくとチュルチュルとスパイラル状になって切りくずが出てきますので、うまくいったかどうかの目安になります。

 

それから半分以上切り込みを入れることができたら机の角などに塩ビ板を持って行って板チョコを割るようにパキッと力をかけると、あーら不思議という感じにたやすく割り切ることができます。

ただ割り切ったあとは切り口が鋭利だったりするので、Pカッターの刃の背中部分でしごくように削り取っておくと安心です。

 

あとは長方形の板状に切り出した方を60ミリ間隔で切り出します。

 

もし定規が滑るようなら定規の裏にコルクやゴムなどの滑り止めを貼ったりすると安全です。

 

一列では足りなかったので、900×60の長方形をもう一つ切り出して、なんとか16枚とることができました。途中の写真がないのが玉に瑕です。

 

次の工程はこれに穴を開けてL字金具の金折で止める工程に移ります。

 

道のりは長いです。

小規模水力発電始めます。#01ホイールの組み直し

梅雨明けが待ち遠しいASDです。

 

雨の日って太陽光発電もできないし、再生可能エネルギーって困るよねって声がどこからか聞こえてきそうですが、雨樋からあふれるように落ちていく雨水を見て、やっぱり小規模水力発電よねと心に決めました。

 

何を思ったのか勢いで水車の制作を始めちゃいました。

太陽光発電の自作システムは熊本地震の時に大活躍したのですが、今回は持ち運べるハブダイナモを利用した水車の製作を始めました。

 

材料として用意したのは古い友人でもあり師匠のやっているバイシクルショップで1,000円で譲ってもらったクイックレリーズタイプのハブダイナモと26インチのMTB用リムにそれに付いてたスポークです。

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ハブダイナモには種類があるのですが、ホイールのスポーク数の他にもママチャリ用のナットで止めるタイプかスポーツ用のクイックレリーズ式かに分かれます。

またスポークの数が多いモノで36穴か32穴に分かれます。

そして電源を接続する端子が3種類ぐらいあり、私が譲ってもらったのはE型と呼ばれる特殊な形状のカプラーでした。

 

もうかなりくたびれているホイールですが、モノタロウなどで完組のハブダイナモのホイールを買うと6,000円はするので、コンセプト的にも廃品利用がいいですね。

 

イメージとしては誰もが見て自転車のホイールだと分かるように原型を崩さない形で考えました。

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まずはスポークを止めているアルミニップル(和訳すると乳首)を外して、リムだけの状態に分解。

それから卓上ボール盤で水車の羽根を取りつける穴を開けました。

5mmのボルトが使えるように鉄鋼ドリルで開けています。

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そんでもって1回ばらしたので組み直しです。

アルミニップルは強度的に不安があるので、普通の星スポークなどのニップルに交換しました。

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数年ぶりにホイールを手組みするので、感覚を忘れていましたが、バイトで何本も組んでいるので、32穴のこのホイールは間を4本取りにすれば組めるのを身体が思い出してからはすんなり組めました。

ちなみに下の写真は間違えて組んでてなかなかうまくいかなかったときのやつです。

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初日はホイールの組み直しで終わりです。

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身体が覚えてるというかテンションゲージとか使ったことがないので、振れ取り台とセンターゲージだけで組んでいます。

途中で組み方を思い出すのに時間がかかったので、写真の色味で分かるように夕方になってしまいました。