グロムネタです。
純正チェーンはノンシールの安いやつでかなり重たいです。
それに走っているとジャーっと大きなフリクションロスを感じる音がします。
そこでシールチェーンに交換しました。
ダイドーとRKのどっちにしようか悩みましたが、RKにしてみました。
ただ発売されてすぐのグロムには専用のチェーンがまだラインナップにないので、少し長いチェーンを買って、チェーンカッターで切って使いました。
バッチリです。
チェーンカッターはお金がないのでアストロかストレートのやつを買いました。
どっちだったかは忘れてしまいましたが…。
チェーンラインはまっすぐにしよう!
チェーン交換はスムーズにできたのですが、リヤタイヤのセンターをきちんと出していなかったので、グロムの燃料ポンプリコールの時にバイク屋のメカさんにリヤタイヤが少しセンターからずれてチェーンラインが斜め向いてるるねと指摘を受けました(汗)。
チェーン交換は自転車で何回も経験しているので、どちらかと言えば慣れている方です。単にチェーンの太さと固定方法が違うだけなんです。
競技用の自転車と比べると、グロム用のチェーンはUクリップで簡単につなぐことができるので、シマノのHGチェーンをピンでつなぐよりも簡単かもしれません。
自転車のチェーンはピンをまっすぐに入れないとそこだけコマが固くなってしまいます。
バイクの場合は排気量や馬力によって使われているチェーンのサイズが違うので、大きなバイクのチェーン交換まで家でやろうとすると、工具もそれなりの値段がしますので、家で何回チェーン交換をするかで工具を買うかも決めた方がいいと思います。
原付二種なら以下の商品で大丈夫だと思います。
(STRAIGHT/ストレート) チェーンカッターセットDIY用 19-140
- 出版社/メーカー: (TOOL COMPANY STRAIGHT) ツールカンパニーストレート
- メディア: その他
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チェーンを交換するときはステンレスワイヤーみたいな細い針金があると便利です。
まず古いチェーンの接続を外したら、新しいチェーンと古いチェーンを針金でつなぎます。
それから古いチェーンを慎重に引っ張って外していくと、新しいチェーンをすんなり通すことができます。
エンジン側のスプロケットの部分が通れば後は簡単です。
クリップ式のチェーンの場合は何度もやるとUクリップがだめになるので、なるべくい発で決めましょう。
慣れてくるとスプロケの歯数を変更して、チェーンの長さを調整しなくてはならないこととか発生するので、チェーンカッターは便利です。
チェーンを無事につなぎ終えたら、リヤタイヤのセンターを出してチェーンラインをまっすぐにしてからナットを締めて固定します。
チェーンラインをまっすぐにできたか心配な方はチェーンのアライメント測定工具とかありますので、補助的に使うと精神的に安心です。
(STRAIGHT/ストレート) チェーンアライメントツール 19-535
- 出版社/メーカー: (TOOL COMPANY STRAIGHT) ツールカンパニーストレート
- メディア: その他
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このチェーンラインがずれているとスプロケやチェーンが偏摩耗して寿命が縮みますので、気を付けてくださいね。
グロムのチェーンの張りを調整する方法としてはスイングアームの後ろにあるアジャスターの目盛りで調整するのもいいのですが、これだとナットを締め込んだときにずれる恐れがあるのと、実はアジャスターに遊びがないままでナットを締め込むとチェーンがはりすぎてしまい、最悪チェーンが運転中に切れてしまう恐れがあります。
そこでバイク屋さんで進められた方法をご紹介します。
それはアジャスターのナットを手でゆっくり締めていくと、リヤタイヤがまっすぐ鳴った瞬間にナットがすっと軽く回転する瞬間があるんです。
これは言葉では説明が難しいので、ご自身でやってみてください。
片方のアジャスターのナットをある程度しめておいて、もう片方を少しずつ手で締めると正しい位置に来たときに抵抗がなくなる感じがするんです。
これは本当にびっくりしました。
そんなわけでたまにはバイク屋でメカさんの作業を見学させてもらうのが大事だと思ったチェーン交換でした。決して邪魔して出禁になったらダメですよ。
あとチェーン変えて走り出したら、ノーマル時のチェーンのノイズが激減して、とっても快適になりました。
しばらく走ったら新品のチェーンは伸びることがあるので、定期的にメンテナンスしてくださいね。
チェーンの張りが分からない人はサービスマニュアルを見てください。
どこで測ったらいいねんという方はチェーンの横に定規を当ててチェーンの遊び幅を見ると分かりやすいですよ。やっぱり初心者は数値で確認するのが大事ですよね。